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時間と場所に縛られずに生きていきたい23歳会社員@東京/ハンガリー留学/将来の夢はお金持ちになること

【ハンガリー留学のススメ】ハンガリー留学って実際どうなの?結論、めっちゃアリです

英語圏でもなく、日本では観光地としてもまだ有名ではないハンガリー

そもそもハンガリーってどこ?という方も少なくないと思います。ましてや自ら進んでハンガリーに留学しようとする人は少ないですよね。

ちなみにハンガリー語主専攻として学べる大学は、日本ではあの大阪大学のみというマイナー感。

しかし、ハンガリーは留学先としてはめっちゃアリなのです!

 

実際に、大学時代にハンガリーに1年間留学を経験、その後ハンガリーの魅力に憑りつかれてしまったDaykaが、ハンガリー留学のメリットをまとめてみました。

 

 

まずハンガリーってどんな国?

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人口約1千万人、周りをオーストリアスロバキアに囲まれた小さな中央ヨーロッパ内陸国です。

 面積は日本の北海道と同じくらい。パプリカやフォアグラの生産国として有名で、主な産業は観光業です。

日本人からすると割とマイナーとも思える国ですが、ヨーロッパの人々は、美しいドナウの夜景を見に来ます。

 

最近では、日本メディアでハンガリーという国が取り上げられることも多くなり、留学中はハンガリーで取材する日本メディアの方々をよく見かけました。

また、中条あやみちゃんが出演しているあのハーゲンダッツのCMや、夏菜さんと竹中直人さんが出演してるモビットのCMは、ハンガリーで撮影されているのです。

イケメンの多い国としても報道されたこともあります。(余談です)

 

 

 旅行好きならハンガリーは超オススメ

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さて本題。

 

旅行好きの方にはハンガリー留学をお勧めします!

なぜならハンガリーの地理関係は、ヨーロッパの周遊旅行に最適だからです。

 

ハンガリーは、日本からの旅先として人気のあるドイツやイタリアに地理的に近く、簡単にヨーロッパ内を旅行できる立地にあります。

 

例えば・・・

ブダペストハンガリーの首都) →  ドイツ ミュンヘン : 飛行機で1時間15分

ブダペスト → イタリア ローマ : 飛行機で2時間弱

ブダペスト →  オーストリア ウィーン : 電車で3時間弱

 

 ヨーロッパは、長距離移動が日本より格段に安いので、ヨーロッパのほとんどの主要都市に1万円以下で行くことができます。

また、首都ブダペストから出ている電車やバスの交通網もかなり発達しており、もちろん飛行機よりも安価です。

いくつも国境を越えながら旅行ができて、島国出身の日本人にとってはとても新鮮だと思います!

 

ちなみに、ヨーロッパでは全体的に「学割」の文化が発達しているので、旅行先の美術館や教会でも、学生はお得になることが多いです。

 

「 留学=お金がかかる」を覆します

 

ハンガリーの物価は、実はとても安いのです。

ハンガリー人の月の平均収入は約13万円。アルバイトの時給も、500円程度です。

そのため、留学先として人気はあるけれど、物価の高いアメリカやオーストラリアに留学するよりも、かなり留学費用を抑えることができます。

 

例えば家賃。

私と同時期(2015~2016)にアメリカに留学していた友達は、大学の敷地内にある寮に住んでいたのですが、1つの部屋をルームメイトと二人で使い、風呂トイレはルームメイトと共同、洗濯機、キッチン付きで寮費は月に約9万円。

私も同じような設備の寮に住んでいたのですが、なんと寮費は月1万4000円でした(光熱水費込み)。

私の寮費はさすがに安すぎたのですが、ブダペストの中心地に住んでいた日本人の友達は、4LDKに3人でシェアハウスをして、月4.5万円(光熱水費込み)だったそうです。

 

月に3万あれば、余裕で月イチ海外旅行できます!だって立地が最高ですから!

 

 

例えば食費。

ブダペストには4本の地下鉄が通っているのですが、多くの地下鉄の駅にはテイクアウトのピザ屋さんがあります。(ちなみにPizza Kingと言います)

大学へ向かう途中にそこへ寄って、朝ごはんにピザを食べていました。

手のひらより大きなサイズのもちもちピザは、200Ft=約80円でした。

 

ブダペストは、廃墟バー(Ruin Bar)と呼ばれる、リノベーションされた廃墟をバーとして再生させた飲み屋さんが観光地としてすごく有名なのですが、ブダペストで一番人気のある廃墟バー(Szimpla)でも、特に安いビールは100円台。ワインもグラス1杯200~300円です。

スーパーで買う500ml缶なんかは、100円以下なんてこともザラです。

 

つまり、生活費がとても安いのです。 

 

ちなみに、日本の大学からの交換留学という形で留学する場合、日本学生支援機構という機関が、留学費用を一部支給してくれる奨学金制度があります。この奨学金は、「支給」なので帰国後にお金を返済をする必要がありません。

私の場合、月7万円を日本学生支援機構からもらいながら生活していました。

ハンガリーで月7万円あれば、十分生活できます。

 

英語圏じゃないけど英語力は伸びます

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ハンガリー公用語ハンガリー語です。英語ではありません。

英語を勉強しに行くのに、なんで英語圏以外に行くの?と思われる方も多いと思いますが、正直なところ、語学(特にスピーキング)は「やるか、やらないか」の世界だと思います。

アメリカに行ったからといって自動的に英語が話せるようになるのか?と言われると、答えはNOだからです。

やっぱりたくさん喋らないと、友達を作らないとずっと喋れないままなのです。

 

「Erasums」をご存じでしょうか?

ヨーロッパ全土で採用されている留学制度のことで、多くの場合は半年間、EU圏内の他国の大学への留学が推進されているのです。この留学制度を使って、ヨーロッパ内でものすごい人数の学生が海外留学を経験しています。

Erasumsでの留学はもはや全く珍しくなく、日本から海外へ留学するよりも、ずっと留学へのハードルが低いイメージです。

 

もちろんハンガリーへもErasumsの学生として、たくさんの国から留学生がやってきていました。

チェコブルガリア、イタリア、アイスランド、スペイン、などなど。

彼らは英語を第2言語もしくは第3言語として話すので、ネイティブのようにペラペラと話すわけではありません。また、自分が英語が上手く話せなくても、彼らも英語をうまく話しているわけではないので、母国語でない同士、話していてとても安心感があるのです。だから逆に話しやすい!

英語ネイティブでない彼らと友達になり、いろんな国のいろんな英語を聞きながら、身近な話をたくさんする。これが英語を発達させる一つの方法だと思います。

 

私は英語圏ではないハンガリーに留学して、TOEICが560点から800点まで伸ばすことができました。

英語圏でなくても、 ハンガリーの大学に行けば自分で英語を話す環境を整えることがでる、というお話です。

 

結論、ハンガリー留学はめっちゃアリ

 

めっちゃアリだと思います。自信をもってオススメできます。

楽しいのです、毎日。授業のない日も多かったので、言ってしまえば安く旅行し放題。

1年間の滞在で訪れた国はこんな感じです。

イタリア、ドイツ、チェコオーストリアスロバキアスウェーデンデンマーク、ベルギー、オランダ、スペイン、セルビアボスニアクロアチア、モロッコ、トルコ

 

就活で「ハンガリーに1年間留学しました」と言えば、面接官は「なんで?」と必ず興味をもってくれます。話のネタになるのです。

 

ハンガリーは国としても、日本人留学生をたくさん受け入れようとしています。

医学留学生がいい例です。日本で勉強して医者になるよりも、学費が安く抑えられるからという理由でハンガリーへ医学留学して勉強する日本人が増えています。

 

今後、ハンガリーがジワリジワリと人気になっていくのが楽しみです。

 

おわり。