【留学経験者が語る】ハンガリーのおすすめ観光スポットまとめ!
こんにちは。Dayka<@dayka_gabor_u>です。
最近、TVでハンガリーという国がよく取り上げられていますね。
この記事では、「ハンガリーという国に興味があるけど、よく知らない、どんな観光ができるのかわからない」という方に、ハンガリーの基本的な有名観光スポットをご紹介します。
この記事を読めば、ハンガリーの人気観光地を知ることができ、ハンガリー旅行の予定を充実させられることまちがいなし☺
この記事を書いているDayka<@dayka_gabor_u>は、1年間のハンガリー留学経験があります。
留学中にハンガリーの魅力に憑りつかれてしまい、留学後も、23歳にして5回のハンガリーへの渡航歴を持つ私が紹介しますので、現地の生の情報満載です!
【留学経験者が語る】ハンガリーのおすすめ観光スポットまとめ!
ハンガリーは隠れた建築国家
日本ではあまり知られていませんが、ハンガリーには非常に美しく評価の高い建築物が
たくさん存在しています。ここでは観光にぴったりの建築物を紹介します。
世界で一番美しい国会議事堂
ハンガリーの国会議事堂は、世界で一番美しいと言われています。
他に類を見ない美しさで、初めて見た方は見とれてしまうこと間違いなし。
夜になるとライトアップがドナウ川に反射して、とってもロマンチックな雰囲気です。
ドナウ川沿いの夜景を構成する大事な一部分となっており、実際にはぐるっと回って15分程度ですが、写真を撮ったり川沿いから眺めたりしている方も多いので、平均滞在時間は30分~45分程度かと思います。
国会議事堂の中は2600円程度で見学することもできますので、夕方からの見学ツアーに参加した後に国会議事堂の夜景を楽しむスケジュールもいいですね。
※見学ツアーに日本語はありません。
聖イシュトバーン大聖堂は街中の観光にぴったり
聖イシュトバーン大聖堂は、ハンガリーの首都であるブダペストのど真ん中にあるため、他の観光を楽しみながら訪れることのできる、ハンガリーで一番背の高い建築物です。
初代国王イシュトヴァーンの右手のミイラが聖遺物箱に保管されていることで有名で、周辺には観光客向けのホテルやカフェが多いので、まさに観光地!という雰囲気。
入場料は寄付制で200Ft(=100円以下)です。
ドーム部分の展望塔には、エレベータまたは364段の階段で上ることができ、ブダペストの街を一望することができます。ドーム展望入場料金は600Ft。(2019年6月時点)
眼下に広がる ブダペストを背景に、思い出の写真が撮れるスポットです。
ハンガリー国立歌劇場 (オペラ座)見学でヨーロッパ感
日本ではなかなか歌劇場に行く機会はないですよね。
ヨーロッパに来たからこそ、「THE ヨーロッパ感」を味わえるオペラ座へ行ってみるのもおすすめです。
ハンガリーの国立歌劇場では、30分程度の劇場見学(Operavisit)が毎日3回ずつ(14時、15時、16時)実施されています。
それぞれの回は各言語(英語、フランス語、イタリア語、スペイン語)のガイドによるグループ制となっています。
残念ながら日本語ガイドは昨年廃止されてしまったようですが、英語のガイドはどの回にもいますので、英語がわかる方は安心して参加できますし、英語がわからなくても、とっても豪華な劇場内装を目で見るだけでも十分楽しめます。
Operavisitには小さなコンサートも含まれ、参加料は2490Ft(=約1000円)/人。
10人以上の大勢による参加でなければ事前予約は不要ですので、直接行って、受付で料金を払えば大丈夫です。
温泉大国ハンガリーでエンターテインメントを楽しもう
ハンガリーが温泉大国ってご存じでしたか?
ハンガリーの温泉の歴史は古く、国内の源泉数はなんと80を超えると言われています。
日本の温泉とは異なり、温泉というより温水プールに近いイメージで、水着を着て入浴します。
観光客が楽しめる、ハンガリーの面白い温泉を紹介します。
ヨーロッパ最大の温泉 セーチェニ温泉
セーチェニ温泉はハンガリーで一番有名で、観光客にも最も人気の温泉です。
料金は4000-5000Ft(1600~2000円)程度。
ブダペスト市内の市民公園の中にあり、市内中心地から地下鉄(M1)1本でアクセスできます。
屋内外合わせて18の入浴施設があり、マッサージを受けたり、ビールを飲みながら温泉に入れる施設もあり、エンターテインメント性が抜群です。
屋外の温泉施設では、おじさま達がチェスをする有名な風景に遭遇することがことができます。
コンパクトなルダシュ温泉は地元民に人気
上記で紹介したセーチェニ温泉とは一味違って、コンパクトで地元民向けの温泉はいかがでしょうか?
ルダシュ温泉は16世紀から営業しており、ハンガリーで最古の温泉と言われています。
料金は3000Ft-6000Ft(1200円~2400円)程度。
ドナウ川沿いにあり、トルコ式のドーム型の屋根が目印です。
ハンガリー人はぬるめの温度を好みますが、ここには42度の温泉もあり、日本人の好きな「熱い」温泉を楽しめます。
ここでもマッサージや水着のレンタル等のサービスがあります。
週末にはNight Bathing といって朝4時まで営業していますので、深夜に美しいドナウ川を眺めながら、観光疲れを癒すこともできます。
ミシュコルツタポルツァ洞窟温泉は光るプール
「洞窟温泉」ってなんだか素敵な響きじゃないでしょうか。
自然の洞窟をそのまま温泉にしてしまった施設が、ミシュコルツタポルツァ洞窟温泉です。
首都ブダペストからミシュコルツまでは電車とバスを乗り継いで3~4時間。
ミシュコルツ温泉周辺には宿泊施設もいくつかありますので、一泊二日の国内小旅行という手も。
温泉の温度があまり高くないため、ほぼ流れるプールという感じですが、水中に設置されたライトの色が定期的に変わり、幻想的な雰囲気。
屋外には温泉ではなく普通のプールもあります。
温泉記事は需要がありそうなのでまた別記事で書きますね!
世界一夜景の美しい都市「ブダペスト」
ハンガリーの夜景は世界一美しいと言われており、夜景を見に多くの観光客が首都ブダペストを訪れます。
そんなブダペストの夜景を120パーセント楽しめる夜景スポットを紹介します。
ロマンチックなドナウ川沿い散歩
ブダペストの夜景を構成するライトアップされた主な建築物は、ほとんどがドナウ川沿いに位置しています。
そのため、ドナウ川沿いをぶらぶらするだけで、ブダペストの夜景を楽しむことができます。
国会議事堂、くさり橋、ブダ城などなど、光り輝く建築物と、光が反射してきらきらと輝くドナウ川を眺めながら散歩するのはものすごくロマンチックですよ。
ゲッレールトの丘からの絶景
ドナウ川をはさんで西側のブダにゲッレールトの丘という小高い丘があり、ドナウ川周辺の夜景を見下ろすことができるため、ブダペストの夜景スポットとして人気です。
丘とはいえ、20分~30分程度で登れる程度なので、ちょっとした運動を兼ねて登ってみるのもいいかもしれません。夕方~夜になると、多くの観光客が丘の最寄りトラム駅(Szent Gellert ter)から丘に登っていきますので、迷うことも少ないと思います。
ブダ城は夜景と美術館ダブルで楽しめる
ブダ城(ブダ王宮)もドナウ川の西側(ブダ側)に位置する建築物で、小高い丘の上に建っています。
上記で紹介したゲッレールトの丘よりも北側に位置するため、ブダ城前からはくさり橋や国会議事堂がより近くで見られます。
ブダ城は、「国立美術館」「ブダペスト歴史博物館」「セーチェ二国立図書館」の3つから成る建築物であり、これらを楽しみながら、ドナウ川側の出口から出たところで夜景も楽しめる作りになっています。
地上からブダ城前までは小さなケーブルカーも運用されており、往復1800Ft(=720円程度)で利用することができます。
もちろん30分程度で歩いて登ることも可能です。実際歩いて登る人のほうが多く、時間に余裕のない人以外は、だんだんと見えてくる夜景にワクワクしながら自分の足で丘を登ることをオススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ハンガリーは、日本人の旅行先としてはまだまだマイナーですが、ヨーロッパの中ではかなり観光地として有名になってきており、ハンガリーを訪れる観光客の数は、右肩上がりです。
ぜひハンガリーへの旅行を検討してみてはいかがでしょうか。